ゴマに含まれる油はどんな成分?
ゴマといえば、セサミンですよね。
セサミンはゴマに含まれているゴマリグナン類のひとつです。
ゴマリグナン類は、ゴマの中に1%しか含まれておらず、約50%が油分なのです。
では、ゴマに含まれている油分はどのような成分なのでしょうか?
ゴマに含まれている油分は、大きく分けてリノール酸とオレイン酸です。
リノール酸は、人間の体内では作ることができないので、食物から摂らなければいけません。
リノール酸は、必須脂肪酸のひとつです。
リノール酸が不足すると、成長が阻害されたり皮膚障害が生じることがあります。
ですから、子供の発育には欠かせないのです。
リノール酸は、血中コレステロールを下げる作用があります。
オレイン酸は、体内で作ることができて、酸化しにくいという特徴があります。
オレイン酸は、余分なコレステロールを運び出す善玉コレステロールを減らさずに、動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールだけを減らすことができます。
このようにゴマに含まれている油分は、健康体の味方になってくれる良質な油分といえます。
しかしセサミンの一日の摂取目安は、ゴマから摂ると三千粒以上必要です。
ゴマから摂ると、セサミンやリノール酸やオレイン酸を摂ることができるのですが、毎日三千粒以上食べるのは大変ですよね。
そこでお勧めなのが、セサミンのサプリです。
サプリならセサミンやその他の栄養を、効率的に摂取することができます。
それに、サプリなら外出先でも手軽に飲むことができますよね。
ご紹介したようにゴマに含まれている油分は体に良いので、セサミンのサプリとは別にゴマを料理に使ったり、ゴマ油を使うことも良いでしょう。
健康的な体をつくるためにも、積極的にゴマを食べましょう!